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ナルホドー

Author:ナルホドー
 岡山県在住だった遊戯王やポケモンのプレイヤー.
トレーディングカードショップギルドによくいました.
 現在は東京の国立大学に通ってます。物性物理学を専攻しています.
 趣味(いろいろ手を出しすぎて中途半端になりつつある)
Ingress,紙芝居,舞台探訪(聖地巡礼),同人,ポケモン(ゲーム・カード)

TwitterID:naruhodou443

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運命予報をお知らせします

ヨナキウグイス第一弾!『運命予報をお知らせします』

 「恋に恋する」・「ファッションとして恋をする」みたいな恋を許さない、真面目な恋・純愛を描いてた作品。物足りなさがあるも告白までの流れが素晴らしいと思う作品であった。
 Storyが面白そうだなーと思って買った作品。「赤い糸メール」という指定されたアドレスにメールを送信するとそれを学園内の誰か受信し、その相手が送信者の運命の相手であるというもの。とはいえ、送信者は誰が受信したかわからない模様・・・ 今回は生徒会4人の赤い糸メールがすべて主人公に受信されている。悪戯だとか思いつつも運命予報であるかもしれないということでヒロインは少なからず意識している感じ。
 主人公はぼっち(一応友達?が1人)のコミュ障でシスコンであるが、生徒会執行部というプチハーレムに入ってその中で恋愛をしていく。主人公自身の成長も伺えるものであった。主人公に助言するサブキャラ2人(林檎、景色)の口が悪い。もう少し丸くならないかな・・・ いいこと言っているのだが不快になることもあった。主人公が決心できないから林檎が勝手に生徒会に立候補させていたり、主人公の相談相手になっていたり重要な立ち位置なんだけど。当選した理由はよくわからないけど、落選すると物語にならないだろうから気にしない。当選してからは庶務として仕事しながら生徒会に打ち解けていく。当選後のサプライズパーティーは面白かった。裏をかかれた感じだった。

 この作品は選択肢からだれかのルートに分岐するわけでなく、1人1人振っていく形のものである。攻略は分岐順にしました。

 光
 不器用でブラコンの実の妹。光が人見知りで塞ぎ込んでいるのは幼少の時の主人公が原因の模様。その結果、兄しか信頼できなくなっていた。そこに、不可抗力であるがキスしてしまい、それが引き金で兄を恋愛対象としてしまう。光の過去の記憶違いで主人公に好意を寄せているが、それをきちんと本人に説明しているあたり主人公はすごいね。
 付き合うことになってからは生徒会以外には関係を隠そうとする。が、両親には認めてもらいたいということで両親に打ち明ける。もちろん親は反対、主人公は父親から暴力を受ける。光はかけ落ちしようと家を飛び出す。ここで主人公がかけ落ちするのかと思ったら違った。「かけ落ちという逃げることはしない。」、「僕は両親に感謝しているから社会では認められなくても両親には認めて欲しい。」、「そのために光を迎えに行く。」という。かっこいいなーと思った。いくら親に反対されても認めてもらうまで諦めないという姿勢。こんな展開は初めて見た。実は義理の妹とか普通に親が許したら面白くない。光を迎えに行って家に連れ戻しそこで両親からいくつかの条件を提示される(卒業まで恋人らしいことを禁止)。その条件を守ることができれば考え直してやるという。
 ここまではよかった。問題はここから。回想で二人は卒業。その後生徒会室でH。両親は認めてはいないが、もう2人に口出ししない。今後も2人で頑張ろう。終わり。なんか呆気ないというか、ものたりないというか。光の卒業までは2年と少しあったわけですよ。それが回想で終わるって・・・ 恋人なのに触れ合えないということとの葛藤とか描いても良かったんじゃないですかね。卒業したらしたでHするだけだし。それまで我慢し続けていた2人の関係をそれだけで終わらせるのでなくて、半公認状態になったわけだし、デートとかイチャイチャするところを描いても良かったんじゃないですかね。物足りない。

 光を振ったあと。振られた直後はほんとに悲しそうだった。とはいえすぐに立ち直り、近すぎた兄妹から普通の兄妹になっていた。次のイベントは球技大会。生徒会に後押しされながらテニスに参加することになった主人公。

 夕紀
 テンション高い八方美人のクラスメイト。実は負けず嫌い。まったく周りを気にしない主人公とは対照的に常に周りのことを気にして対応している。主人公と仲良くしたいと思っていても、クラスでの立ち位置上で中々仲良くできない。女友達と主人公、どちらを優先するか悩む夕紀。そういった夕紀の悩んでいる描写がきちんとあってよかった。女って面倒だね( 結果として主人公を選び、告白。ここで、主人公は、「周りに流されて告白してきたのでは?」と疑う。それは、主人公の思いすごしであるとわかり、2人は付き合い始める(という選択肢)。
 付き合ってから特に変化もなく、本当に好きなのか?という疑問を持ち始める。「付き合っているという事実で満足する空っぽの恋」。お互い初めての恋愛でどうしていいかわからずに日々が過ぎていく。そこに林檎の行動を引き金に2人の仲が悪くなるが、周りのモブキャラ達に支えなれながら、やっぱり本当に相手のことが好きだったと再認識して仲直りする流れ。
 ここまでは丁寧に描かれていてすごくよかった。もともとはただのクラスメイト。赤い糸メール、生徒会から始まって付き合うまで。いくつかの障害を周りの助けを借りながら乗り越えていく。その中で恋とは何かを考える。サブキャラの鋭い指摘がより話を深めていた。話を読みすすめていて面白いと思えた。
 仲直り以降、H⇒回想(部活引退試合)⇒Hで終わり。やっぱ物足りない。2人が付き合ってからデートの回数は0(一応デートっぽいのが1回)だし、せっかくお互いが好きであることを認識できたわけだし、デートとかのイベがある方が良かったと思う。

 夕紀を振ったあと。当然のごとく気まずくなる。がある程度時間が経つと良き親友キャラになった。次のイベントは文化祭、終業式(クリスマスイブ)。文化祭では周りに押し付けられるような形で演劇の主人公をやることになる。そこに観月の期待も加わってやる気に。文化祭の準備・練習では観月が加わる。観月に問題が起こるも主人公が紳士的に対応して結果として観月が素直になり良い方向へ。アクシデントが起こるも文化祭が終わり、観月の過去話。実は小学生のときの初恋の相手が主人公だという。このとき、主人公は過去に観月に近づいたのは別の目的であったと真実を告げる。当然観月は怒り2人の仲は悪くなる。
 「真実は知らない方が幸せである。」というが、主人公は真実を告げている。恋愛や人間関係をはっきりさせたいというところがいいと思う。勘違いから生まれる恋が良いはずがないという感じ。過去の自分の行動でも責任を感じて相手のことを考えていると思う。
 その後、イベント挟んで勉強会⇒お泊まり会の中で生徒会のメンバーの後押しもあって2人は仲直りする。人間椅子は面白かったなw 「過去の主人公は憎い。でもそれ以上に今の主人公が好きだ。」という。いい話である。過去のことはなくならない。それでも過去より今の関係を大切にしたい。ということかな。

ここでルート分岐

観月
 素直になれない虚勢を張るロリ先輩。前述のような仮定を経て、2人で観月の過去、主人公の過去に向き合う。その結果、やっぱり今の主人公(観月)が好きだ。という話。付き合うまでの仮定が丁寧でとても面白く良かった。ほんといい話である。付き合い始め、主人公の家でデートになる。観月がHするものだと勘違いしていて挙動不審になっていた。そのまま流れでH⇒主人公の親帰宅。観月の反応かわいかったw(慌てて帰ってブラ置いて帰る)。
 このあとも、観月の親に挨拶、ご主人様と奴隷ごっことか面白いことやっていた。光、夕紀と違って付き合い始めてからもちゃんと描かれていてよかった。観月の反応が面白い。ツンデレキャラの慌てふためくとこってなんでこんなにかわいいのかなw オチも良かったし、特に言うことない。

夏帆
 過去に主人公を振った生徒会長。この作品にメインだと思う。過去の回想で夏帆との出会いがわかる。2度目の告白(振られる)のあと、夏帆の本当の気持ちが分かる。夏帆は昔から主人公のことが好きであったが、とある出来事が原因で恋という感情に疑いを持ち続ける。その結果、主人公の気持ちは偽物の恋であると考える。主人公も景色によって自分は偽物の恋をしていると考える。だが、林檎・観月によって主人公は自分の気持ちを考え直す。「過去は過去、今は今。今の主人公の気持ちはどうなのか。」、「恋とはあやふやなものであり、全てを言葉にできない。」という。観月の必死な気持ちがよかった。自分の恋を伝える、親友のことを想って主人公を励まそうとしているようだった。涙を誘う展開で感動した( いい話。
 終業式の日、再び告白しようとする。今度は自分の本当の気持ちを伝えるために。夏帆の不安を取り除くために必死に想いを告げる主人公はかっこよかった。で、めでたく付き合うことに。そこからはデートを含めて卒業⇒H⇒後日談⇒Hで終わり。デレデレの会長かわいいw 
 告白までの過程が深く丁寧でシリアスも中途半端でないので感動するいい話であった。ただ、付き合い始めてからをもう少し描いても良かったと思う。同じく物足りないー。

全体
 この作品は「恋に恋する」・「ファッションとして恋をする」みたいな恋を許さない、真面目な恋・純愛を描いているものだと思う。舞台となっている学園では「赤い糸メール」を中心とした恋愛話が盛んであるが、それは「恋に恋する」・「ファッションとして恋をする」といったものばかりで、主人公たちは悩み・苦しみそして恋というものを見つけだしている。そういった対比によってより鮮明に恋というものの重さを伝えてくれる作品である。上記でも述べているけど、「過去と今は違うものである。過去の事実は決してなくなるものではないが、それは今を考える上でどこまで重要であるのか。」というのも語りかけているのではないかな。「恋というものは明確に言葉にできるものではない。あやふやな気持ちであるというのもまた恋である。」みたいなことも言っていたかな。告白までの過程はどのヒロインに対しても丁寧であり、どのような展開になるのか気になりながら進めることができたし、とても楽しめる作品である。振られたヒロインたちも消えることなく主人公を支える立場で登場し、重要であった。普通だと、特定のルートに入るとほかのヒロインって退場になるけど、それがないのがいいところだと思う。サブキャラもいろんな意味で濃いし、そこもまた面白いところ。
 以下、残念だった点をあげようと思う。
 散々言っていることだけど、物足りない。告白までに力を入れすぎたのか、付き合ってからの話がとても少ない(観月を除く)。告白までの流れが良かっただけに落ち込みがな・・・ ここまでしっかり書いていればシナリオに関しては何も言うことはなかった。
 死活問題とも言えるのがCG。「あれ、これ、別人じゃね?」って思えることが多かった。しっかり描いて欲しかったなー。あと、過去話のときもCG欲しかった。ロリ夏帆見てみたかったなー(
 モブキャラ、親とかの声なかったのも残念
 システムが微妙。OPとEDは? Q.seve、Q.loadとかあっても良かったと思う。
 数箇所、テキストとセリフが一致してないとこがあった。まぁ仕方ないか。

 ヨナキウグイスさんの処女作ということだけど、告白までの流れでは一番好きな作品になった。ダークホースと言われているのがわかった気がする。今はウグイスカグラさんとして活動しているみたい。新作もとても楽しみである(CGは今回みたいにはならないと思われる)。
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テーマ:美少女ゲーム
ジャンル:ゲーム

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